平和を
当地三刀屋町をふる里として過ごした永井隆博士は、長崎医科大学付属病院で被爆しました。
しかし、自らも重い傷を負ったその直後から、負傷者の救護や原爆障害の研究に献身的に取り組み、「己の如く人を愛せよ」 この言葉を生活の指針に一生を貫き、「平和を」を悲願とし世界に訴え続け、自筆の色紙「平和を」を多くの人に送っておられました。 天満屋では、博士の生誕百年を記念し、新銘菓に「平和を」と命名。 博士の想いを味に込めて、出雲國三刀屋の地からお届けします。
品名:永井隆博士 生誕百年記念 新銘菓 平和を 商標登録 第5129261号
博士の残された色紙「平和を」をじょうよまんじゅうにプリントして、博士の平和への思いを込めたまんじゅうです。
天満屋のこだわり
天満屋の菓子作りは「昔ながらの生あん作り」から始まります。
一般的に天満屋のような小さな店の場合、「生あん」は業者から仕入れるところが多いですが、天満屋では1956年の創業以来、小豆本来の風味を生かした「天満屋独自のあん」の手作りにこだわり続けています。
まず初めに北海道十勝産の中でもさらに厳選された「雅」小豆を銅鍋で直火炊き。
自動制御された機械を使わず、店主が小豆の煮え具合を自分の目で確認しながら炊き上げます。そして小豆を漉してさらし、絞りの工程を経て十勝産小豆の風味たっぷりの生あんが出来上がります。これが昔ながらの生あん作りで、現在、天満屋のように手作りしている店は少ないようです。
その後、生あんに純度の高いザラメを加えて、銅鍋直火炊きで煉っていき、甘さをぐっと控えて小豆の風味が生きたしっとり感、天満屋独自のこしあんが出来上がります。
こしあんができるまで一日がかりと手間はずいぶんかかりますが、天満屋独自、小豆本来の風味が生きたこしあんを煉り上げた喜びは何事にも代えられません。
天満屋独自のこしあんを包むのは、奈良産の良質な大和芋をすって手作りしたじょうよ生地。
大和芋の風味ともっちりした食感が特徴です。 この大和芋は一個一個手作業で皮を剥き、さらにすり鉢ですっていくという手間のかかる工程を経て作っています。
現在は冷凍芋生地など便利なものが出回っていますが、天満屋では昔ながらの手作業を愚直に守り続けています。
昔ながらの当り前の工程こそが、おいしい菓子作りの原点と信じるからです。
「平和を」の文字のこと
博士の色紙の文字そのままを、野菜等農産品の粉末だけ(コンニャク芋・紅麹・ココア)
焼印とちがって細かいディテールまできれいに表現でき、また自然の色特有のやさしい色合いです。
保存方法
脱酸素パック未開封状態で約14日間は保存できます。 開封後は冬場で1週間、夏場で2、3日以内(いずれも常温)にお召し上がりください。
最終更新日:2018/03/28